今回は配列について勉強しましょう
- 配列とはどのようなものか
- 配列の書き方
- 配列のデータにアクセスする方法
- 使用例 for文との組み合わせ
の3点について説明していきます
配列とは
以前に乱数の説明をした際のコードを配列を使ってよりシンプルなコードにしました
2行目で配列を使用しています
let n = [Math.floor(Math.random()*6)+1,Math.floor(Math.random()*6)+1,Math.floor(Math.random()*6)+1]; この部分です
配列nに3つのデータを並べていれています例では3つの1~6までの乱数の結果を並べていれているということですね
3回random()メソッドを使っているので、すべて異なる数字(偶然一緒かもしれませんが)になります
例えばlet fruit = [“リンゴ”,”オレンジ”,”ぶどう”]
このようにあらわすと、配列fruitに「リンゴ」「オレンジ」「ぶどう」の3つのデータを格納するということになります
このように、配列には一つの配列に複数のデータを並べて入れることができます
配列の書き方
配列の書き方はこのようになります
let 配列名 = [〇,△,■,・・・]
このように配列には左から順にコンマで区切ってデータを入れていきます
※ほかにも書き方はありますが今回はこの書き方で説明します
これでこの配列に左から順に〇、△、■が格納されているということになります
配列の中身にアクセスする方法
中身にアクセスするためには配列名[0]のように[]の中に番号をいれてデータを指定します
配列は左から順にインデックス(管理番号)が振られます
インデックスは左から0,1,2となります
一番左は0番からになるので気を付けましょう!
let fruit = [“リンゴ”,”オレンジ”,”ぶどう”]を例にすると
fruit[0]がリンゴでfruit[1]がオレンジでfruit[2]がぶどうということになりますね
ということで、配列のイメージは番号が振られた引き出しのようなものだと考えるとわかりやすいですね
一つの配列に複数のデータを入れることができるので、工夫次第ではかなりコードを短縮できますし、for文と一緒につかうと連続して順番にデータを取り出すことができるなど非常に便利です
for文との組み合わせ
最後にfor文との組み合わせの例を見てみましょう
for (let i =0; i < 3 ; i++ ){ console.log((i+1) + “回目:” + n[i]); }
サンプルコードの7~9行目のこの部分です
ここで行われている処理は
カウンタ用のiという変数がポイントになります
iは処理が行われると+1されていきます
つまり、iの値は1周目は初期値の0
よって{}の中はこのようになります
iに0が代入されますので
{ console.log((0+1)+ “回目:” + n[0]}
「1回目:インデックス0番に格納されている数字(1~6の乱数)」
2週目はi=1となりますので
{ console.log((1+1)+ “回目:” + n[1]}となり
「2回目:インデックス1番に格納されている数字(1~6の乱数)」
というようにログがでます
以下はサンプルコードの実行結果です
このように3回目までiが1ずつ増えることで、配列のインデックスの0番~3番まで呼び出して表示をさせています
配列はfor文のカウンタ用の変数との相性がよいのでぜひ使いこなしてください!
コメント
15行目では再度サイコロを振っている(1~6の出目)ので、2行目と同じく配列の各要素に+1が必要だと思いました。
確かに、これだと0~5の数字になってしまいますね。
ご指摘ありがとうございます!