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わたしはUnityでゲーム開発をしているのですが、2026年5月5日のオープンベータ公開をきっかけにUnity AIを使い始めました。
今回はUnity AIとは何か、どう導入するか、実際にどう使っているかをお伝えします。
Unity AIとは?
Unity AIは、Unityエディタに組み込まれた公式のAIアシスタント・エージェント機能です。
2026年5月5日にオープンベータとして全ユーザーに公開されました。それまでのAIツール(GitHub CopilotなどのサードパーティCopilot)と大きく違うのは、UnityプロジェクトのコンテキストをAI自身が理解しているという点です。
つまり「このプロジェクトのPlayerControllerを修正して」と言えば、自分のプロジェクトのコードを理解した上で回答・実装してくれます。
Unity AIの3つのモード
Unity AIには主に3つのモードがあります。
| モード | 用途 |
|---|---|
| Ask | プロジェクトについて質問する |
| Plan | 変更を加える前に実装計画を立てる |
| Agent | 指示を与えると自律的にタスクを実行する |
Askモードはチャット形式でUnityの操作方法やエラーの解決策を聞けます。公式ドキュメントを検索しなくても、プロジェクトの状況に合わせた回答が返ってきます。
Planモードは実装に着手する前に「どう実装すべきか」の計画を立ててくれます。いきなりコードを書き始めるより、計画を確認してから進める方が手戻りが少なくなります。
Agentモードが一番強力です。「敵キャラクターの移動スクリプトを作って」と指示するだけで、必要なファイルを作成・編集しながら自律的に実装を進めてくれます。
料金について
プランによって異なります。
| プラン | Unity AIの扱い |
|---|---|
| Unity Personal(無料) | 14日間・1,000クレジットの無料トライアルあり。終了後は月額$10で1,000クレジット |
| Unity Pro以上(有料) | プランに含まれており、毎月クレジットが自動付与される |
わたし自身はUnity Personalで使い始めて、14日間の無料トライアルを体験しました。無料トライアル終了後は月額$10(2026/5/31時点)でサブスクリプションに移行できます。
まずは無料トライアルで試してみて、継続するかどうか判断するのがおすすめです。
⚠️ 注意:無料トライアルは14日で自動的に終了し、そのままサブスクリプションに移行します。使い続ける予定がない場合は、トライアル期間中にキャンセルしておくことをおすすめします。わたし自身うっかり期限を過ぎて課金が始まってしまいました…。キャンセルはUnityのアカウント設定から行えます。
導入方法
手順①:Unity 6以降をインストールする
Unity AIはUnity 6以降が対象です。Unity Hubを開いて、Unity 6.xをインストールしてください。
手順②:Unityにサインインする
Unity AIを使うにはUnityアカウントへのサインインが必要です。Unity Hubの右上からサインインしてください。
手順③:Unity AIパネルを開く
Unityエディタを開いて、上部メニューの「AI」→「Open Assistant」をクリックします。画面の右側にUnity AIのパネルが表示されます。
実際の使い方
エラー解決に使う(Askモード)
Consoleパネルにエラーが出たとき、エラーメッセージをそのままUnity AIのチャットに貼り付けて「このエラーの原因と解決策を教えて」と聞くだけで、プロジェクトのコードを踏まえた具体的な回答が返ってきます。
スクリプトを作ってもらう(Agentモード)
わたしが実際によく使うプロンプトの例です。
プレイヤーがスペースキーを押したときにジャンプするスクリプトを作成して。
Rigidbodyを使ったシンプルな実装でお願いします。
これだけで必要なC#スクリプトを作成して、アタッチまで自動でやってくれることもあります。
実装計画を立てる(Planモード)
大きな機能を実装する前にPlanモードを使うのがおすすめです。
敵キャラクターのAIを実装したい。
プレイヤーを追いかけて、一定距離以内に入ったら攻撃する動作をさせたい。
どのような順番で実装すればいい?
実装の手順を整理してくれるので、何から手をつければいいかわからなくなる「迷子」状態を防げます。
GitHub CopilotとUnity AIの使い分け
わたしは両方を併用しています。
- Unity AI → Unityプロジェクト固有の処理(スクリプト作成・シーン操作・エラー解決)
- GitHub Copilot → 汎用的なコーディング補助・リファクタリング
UnityのコンテキストをよりよくUnityAIが理解している分、Unity固有の処理はUnity AIの方が精度が高いです。一方でCopilotはエディタ全体のコード補完として引き続き使っています。
GitHub Copilotの使い方はこちらの記事で解説しています。
→ GitHub Copilotのエージェント機能が開発を変えた話
まとめ
まずは無料トライアルで試してみて、継続するかどうか判断するのがおすすめです。
Unityのコンテキストを理解した上でコードを生成・修正してくれるので、従来のAIツールよりUnity開発との相性が格段に良いです。
まずはAskモードからエラー解決に使ってみるのが、一番はじめやすい使い方だと思います。
次回はAgentモードを使って実際にゲームの機能を実装する手順を詳しく解説します。
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